私は手掌多汗症でETS手術を行いました。
元々全身多汗症である私でしたが、代償性発汗により、更に汗をかくことになりました。
手の汗は止まったものの、代償性発汗により正直少し後悔しています。
そのため、代償性発汗への対策について紹介します。
汗染みを抑える服を着る
汗染みが目立たない服の色ってご存知でしょうか?
黒や紺といったダークカラーの服は、元々の色が濃いので汗をかいたとしても目立ちません。
白も汗ジミが目立たず、取り入れやすい色ですが汗による黄ばみには要注意です。
ライトグレーやベージュ、カーキなどは逆に汗が目立つ色です。
これらの色は避けた方が良いでしょう。
制汗剤
ロールオンタイプ
ロールオンタイプとは、蓋を開けるとボール型のヘッドがついており肌の上で転がし塗布するものになります。
そのため、特に気になる脇の下など集中して付けることができるため、おすすめです。
また、朝に塗るだけでは効果は続かず、お昼時などにトイレなどでさっと塗り直しができるのも強みです。
汗を抑えることで、体臭もしっかり防げるため必須アイテムとも言えます。
スプレータイプ
オドレミストというスプレーは塩化アルミニウムが配合されており、この塩化アルミニウムが汗が出る汗腺に直接蓋を作ることで、汗そのものが出にくくする効果があります。
また、このスプレーは前日の入浴後などに汗を抑えたい部分にスプレーをして、翌日効果を発揮するものとなります。
そういう意味では一般的なスプレータイプの制汗剤とは違うため、汗を根本からしっかりと抑えたいという人におすすめです。
ワイシャツが汗で透けてしまい、恥ずかしい思いをしたことある人もこのオドレミストの効果を試してほしいです。
夏場でもそうですが、冬場の寒い時期でも汗をかいて恥ずかしい思いをよくするので、脇に使用しています。
飲み薬
汗染みが目立たない服を着ても、汗をかく量が多いため目立ってしまう。
制汗剤を使うにしても汗をかく範囲が広すぎてしまう(全身多汗症)方は、飲み薬がおすすめです。
プロスパスという薬はおすすめで、手掌多汗症のような局所多汗症や、全身多汗症でも汗をかきにくくすることができます。
私もETS手術を受ける前から愛用しており、手術したあとは代償性発汗で辛い時に使用しております。
また、プロスパスについて詳しく紹介しているので、気になる方はご覧いただけると幸いです。
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【最安値】多汗症にはプロスパスがおすすめ!【効果、副作用】
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まとめ
今回、対策を3つ紹介しました。
洋服などで汗染みを目立たせなく方法で解決できれば良いのですが、ワイシャツやスーツなど服装が決まっている方は、まずは制汗剤を試してほしいです。
特にオドレミストは効果が強く、服装も選びません。
ただ、制汗剤は局所的な効果はありますが、全身に塗布するのは難しく、全身抑えたいというのであればプロスパスと言った飲み薬しかありません。
代償性発汗は人によっても強さが違うため、少しずつ段階を踏んで対策していきましょう!