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HSPで生きづらい、生きるのがつらいという方へ

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生きてきて、HSPで生きづらい、生きるのがつらいという方。

私自身HSPであり、辛いと思うことがたくさんあります。

これまでの辛いと考えた人生で、どうすれば少しでも楽になるのか、今回書かせていただきます。

一番大切なものは「HSP気質」であるということを受け入れること

今となってはHSPという言葉が身近なものになりましたが、私が心療内科でHSP気質なのでは?と言われたときは、まだあまり聞いたことのない言葉でした。

私は最初、HSPと言われても、私は違う!私自身、もっと強くなればいい!とただただ思うだけでした。

キューブラー=ロスの「死の需要過程(悲しみの5段階モデル)」というものがあります。

人間が死を受容していく悲しみの過程を、否認、怒り、取引、抑うつ、受容の5段階で示したものとなり、このモデルというのは一般的には死に対してのモデルとなりますが、自分の力ではどうしようもない困難に直面した人にも、広く当てはまると私は考えています。

そのため悲しみの5段階モデルともいわれています。

HSPの場合、今回のモデルで考えると、

  • 第1段階「否認」:私はHSPじゃない、弱いだけの人間なんだと否認する
  • 第2段階「怒り」:HSP気質に対して、「どうして私が」と怒りを覚える
  • 第3段階「取引」:HSP(感受性が強く、繊細で敏感な気質もった人)であるため、多くの恐怖を感じ、逃れようとして何かにすがろうとする
  • 第4段階「抑うつ」:HSPからは逃げることはできないと悟り、気分が落ち込んで何にもする気になれない状態になる
  • 第5段階「受容」:自身がHSPだということを受け入れ、心に安らぎを得る

今の現状に苦しんでいる人は、このように第5段階まで行き届いていないかと思います。

人によっては第1段階で止まっていたり、第4段階でとても苦しんでいたりと、第5段階の受容まで行き届いていないことが多くあります。

私も多くの苦しみを経験して、ようやく受け入れることができました。

そこから、HSPを特徴を活かしたり、上手に避けることで生きづらさから解放されるかと思います。

今、苦しい方は受容にいくまでの前段階だと考え、まずは、HSPということを受け入れることで初めて少し楽になることかと思います。

自身で受け入れたとして、それでもつらい場合は・・・

自分の信頼している人に「HSPだということを打ち明けること」だと思います。

HSPの人は「共感」という部分において、良い意味でも悪い意味でもとても敏感です。

そのため、「自分のことを話すことで理解をしてもらうこと、自分の思ったことを素直に話し、またHSPであることを話しても良いんだ」と思うことがとても大切です。

自分のことを話し、理解をしてもらうことは結果として、自身がHSPでも良いんだと素直に認めることができます。

私も苦しみながら、なかなか受け入れることができず友人や家族に話したことがありますが、

「へー。」と無関心の人も、もちろんいます。

そうなんだ!何か気づいたことあったら言ってよ!」と気質のことで興味を持たれたりして、関係性がより良くなったこともあります。

HSPの私としては、「全ての人と仲良くできる」とは正直思いません。

本当の意味で心の通じる人と仲良くなることで、心がぐっと軽くなると思っています。

全人口の20%ほどがHSP気質であるというデータもあります

HSPで苦しんでいる人は自分だけではないということです。

心理カウンセラーである武田友紀 先生が書いた「繊細さん」の本は本当におすすめです。

自分一人ではないんだと感じさせてくれること、とても前向きな言葉が多い本です。

仕事のことや、プライベートのことで悩まれていたら、是非手に取っていただきたい一冊です。

まとめ

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私自身、HSPであるため多くの苦しみ、そして経験をしてきました。

自身で認め、それでもつらい場合は信頼している人に認めてもらうことで、少しでも苦しみから解放されると思います。

まずは自分自身が、「HSP気質」であるということを受け入れることが重要と考えます。

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