派遣をしていると、人間関係や仕事内容、職場の雰囲気など、どうしても自分には耐えられず辞めたくなることありますよね。
それが一年経過した後ならまだしも、始めてから1週間くらいで最初の更新まで耐えられないことやとりあえず更新したけれど、やはり耐えられないこともあります。
そんな時にどうすれば途中で辞めることができるのか、解約理由や次の仕事紹介をしてもらえるかなど解説します!
目次
途中で辞めるまでの流れ
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1営業担当に連絡をする
誰よりもまずは営業担当に連絡をしましょう。
理由を必ず聞かれますので、「やむを得ない理由」を事前に考えるのが必要です。
やむを得ない理由は下記で解説します。
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2派遣先で簡単な挨拶をする
辞めることなった場合、派遣先には担当営業が話を通しています。
直属の上司に一言挨拶しましょう。
私物を持ち込んでいる場合は、忘れないように必ず持ち帰りましょう。
また、名札や制服などの貸与物は必ず忘れずに返しましょう。
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3最終日に営業担当に一言メールをする
無事最終日を迎えたことを営業担当に一言メールをしましょう。
理由はどうあれ、営業担当も途中解約と言うことで派遣先に謝罪があります。
感謝の気持ちを一言伝えることで、印象アップをはかり、次の紹介をしてもらえるようにしましょう。
やむを得ない理由以外
先に「やむを得ない理由以外」のパターンを紹介します。
職場の環境、人間関係が合わない
実際に入ってみて、思っていたより職場の環境がギスギスしている。
上司が常にイライラしており、周りの人間関係も悪く、雰囲気に合わない。
辞める理由として、よくある問題ですが、一般的に途中で辞める理由としては難しいです。
営業担当に相談した際は「次の更新まで続けて、それでも難しいようであれば、またご相談ください」というのが、よくあるパターンです。
仕事内容や給与面の不満
明らかに事前に聞いていた仕事内容や契約以外のことをさせられている場合は、やむを得ない理由となります。
それ以外で、思っていたより仕事内容が魅力的ではない、面白みを感じないというケースであると、一般的に途中で辞める理由としては難しいです。
また、給与面で思っていたより安いと感じた場合でも、事前にわかっていた内容であるため、こちらも理由にするのは難しいです。
こちらも営業担当に相談した際は、「次の更新まで続けて、それでも難しいようであれば、またご相談ください」というのが、よくあるパターンです。
スキル不足
スキル不足から辞めたいと感じることはありますが、こちらを理由にしてに途中で辞めるのは一般的には難しいです。
理由としては、派遣社員がスキル不足であると感じていても、派遣先がそのスキルで大丈夫であるということがよくあります。
営業担当に相談した際は、「派遣先でも特に問題ないと言われておりますので、続けていただければ」というのが、よくあるパターンです。
逆に本当にスキル不足であれば、営業担当の方から「契約終了」というお話があります。
正社員や別の派遣先に転職したい
派遣と言う働き方を変えたい、転職先が合わないので変えたいという理由では、途中で辞めるのは一般的には難しいです。
また、同じ派遣サービス(派遣元)を使い、別の派遣先を紹介してもらうことは、途中で辞める場合は、ほぼ不可能でしょう。
途中で辞める=同じ派遣サービスを使うというのは、やむを得ない理由以外では、縁を切るくらいの覚悟が必要です。
他の派遣サービスを使って、別の派遣先に就職するのは可能です。
やむを得ない理由とは
自身の体調不良や病気
持病の悪化、ストレスによる胃腸炎やうつ病、適応障害などの精神疾患はやむを得ない理由になります。
派遣先も派遣会社(派遣元)も、体調不良で頑張れとは言えず、途中退職を提案してくるほどの理由です。
ただ、派遣先への説明責任があるため、派遣会社から病院に行った明細書や診断書の提出を求められることがあります。
嘘をついて書類を提出できないとなると少し問題になるので、できれば仮病は止めた方が良いです。
家族の体調不良や病気、介護
家族の体調不良、親の介護、子の看病などはやむを得ない理由になります。
「家族の看護をつきっきりでする必要があり、買い物等も頼れる人がいないため早急に退職をさせていただきたい」といった理由であれば、途中退職の提案があるでしょう。
仕事よりも今は家族に向き合いたいというはっきりとした意思表示をしましょう。
また、家族の診断書を出してくださいと言われることはまずないです。
仮に言われたとしてら、家族のプライバシーに関わることなのでと断ると良いでしょう。
仕事内容
上記でも書きましたが、事前に聞いていた仕事内容や契約以外のことなどさせられている場合は、やむを得ない理由となります。
電話業務含まれていなかったのに、電話に出ろと言われることや、肉体労働はないと言われていたのに毎日やる軽作業があることなどは営業担当に必ず言いましょう。
「それくらいであれば、お願いしたいのですが・・・」と営業担当からお願いされる場合があります。
その時は、契約範囲外なのでとはっきりと伝えることで、辞めることができるでしょう。
引越し
夫や妻、家族の引越しにより通勤が困難になった場合は、やむを得ない理由になります。
通勤困難とは「通常の方法により通勤するための往復所要時間が概ね4時間以上であるとき等」とされています。
ただ、子どもの預かり時間や生活から通勤時間を早めることが、どうしても難しいと言った理由がある場合は、辞めることができるでしょう。
やむを得ない理由以外でも
上記、やむを得ない理由以外でも、体調を崩してしまっている場合は辞めることができます。
働きたい意志はありますが、どうしても身体がついていけないという理由を伝え、一度、営業担当に連絡をしましょう。
身体に異常をきたし、病院にかかった場合はそのことも伝えると良いでしょう。
バックレという方法もあるが・・・
バックレとは、その派遣社員本人と連絡が取れず、そのまま音信不通となり、突然辞めてしまうことを言います。
実際、派遣社員でバックレをする人は多いです。
ただ、後々面倒になることがあるので止めましょう。
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派遣をバックレた時どうなるのか、次の仕事は?【体験談紹介】
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損害賠償は請求される!?
結論から言うと途中で辞めても、バックレても損害賠償が請求されることはまずありません。
例えば、会社のものを横領してから辞めることや、会社のシステムをめちゃくちゃにしてから辞めることなど、故意に不正行為をした場合は請求されることはあるでしょう。
派遣社員が契約途中で辞めてしまうことは、正直、派遣先からしたら損害に当たるかもしれません。
ただ、途中で辞める人も多いのが現実です。
派遣先も慣れているため、心配はしなくても大丈夫です。
どうしても途中で辞めたい場合は退職代行サービスを利用!
精神的にも肉体的に辛く、あれこれ理由をつけて辞めるのが面倒な方は退職代行サービスを使いましょう。
退職代行サービスとは、退職に関わる会社とのやり取りを進めてくれるサービスです。
伝えても辞めさせてもらえない場合や人数不足、断られる可能性がある場合でも、プロと会社がやり取りをして、直接会社への連絡は不要です。
数あるサービスの中で24時間対応可能、ただの代行サービスではなく、協議や交渉もしっかり行っているサービスがある所。
そして、料金、利用者から評判であるサービスを2社選定させていただきました。
退職代行ガーディアン
退職代行ガーディアンは、合同労働組合が運営する退職代行サービスです。
合同労働組合が運営しているため、有給消化など代理交渉を行うことが可能です。
案件の難易度、連絡回数などに関わらず追加費用は一切不要で、辞められないというケースは過去一度もありません。
◆料金(税込)
29,800円
◆相談方法
LINE、電話
わたしNEXT<退職代行>
わたしNEXT<退職代行>は、合同労働組合が運営する退職代行サービスです。
合同労働組合が運営しているため、有給消化など代理交渉を行うことが可能です。
女性向けに特化している退職代行サービスであるため、女性に人気の退職代行サービスです。
案件の難易度、連絡回数などに関わらず追加費用は一切不要で、辞められなかったケースは一度もありません。
また、希望があれば、無料転職サポートが受けられるといった退職代行サービスです。
◆料金(税込)
正社員・契約社員・派遣社員
29,800円
アルバイト、パート(社会保険未加入)
19,800円
◆相談方法
LINE、メール
まとめ
今回、派遣社員を途中で辞める方法を解説しました。
契約更新まで頑張り、そのタイミングで辞められるのが一番です。
3か月、長くても半年間耐えるのが正直厳しく、身体を壊しかねない状況では、途中で辞めることはやむを得ません。
確かに途中で辞めることは、派遣会社や派遣先に迷惑がかかる行為ではありますが、それ以上にあなたの身体を労わりましょう。
ただ途中で辞められる時は、同じ派遣会社を使うことは諦める必要があります。
派遣会社を変える覚悟で最後まで臨みましょう。